<リフォーム工事屋さんだって厳しい!>
「新築の先行きが暗い。だからリフォームでもやろうか。」
そんな声を時々聞きます。
住宅リフォーム推進協議会からの2月26日「2019年度 住宅リフォーム事業者実態調査」の記事からです。
2018年度リフォーム市場をみると合計建築工事件数(新築・リフォーム含む)は94万2,749件。
500万円未満のリフォーム件数が78万9,210件でした。
市場シェアは83.7%と増加傾向です。
「増加傾向」とは朗報です?!
78万件のリフォーム工事のうち「売買の直前直後」に行なわれたリフォームの
割合は14.6%。
この2年で割合が急上昇しています。
大事なシグナル。
リフォーム協会は「既存住宅流通の活性化に伴ってリフォームが急増している」と分析しています。
リフォーム工事に携わる職人や資材の充足状況の現状についての回答は以下です。
- 「人手も資材も十分あり、問題ない」17.5%
- 「資材は充足しているが人手が不足している」68.4%
- 「人手も資材も不足している」8.3%
人手不足の状況は悪化の様相。
今後の見通しは「人手も資材も不安はない」=>7.4%
資材の不安はないが人手の不安がある」=>68.5%
「人手も資材も不安がある」=>17.8%
人手の確保に不安を覚える多数の回答。
新築もリフォームもある意味同じ状況。
となりの家の芝生は青く見えるもの。
でも“蛇の道は蛇”。
それなりの苦労はあることは間違いありません。
賢い判断をしていきましょう。
ちなみに「職人を自前で養成」というプランをお考えの貴兄。
フィリピン人実習生は超お薦めです!
連絡いただけましたら即参ります!
<地球環境大賞>
フジサンケイグループが主催する「第29回地球環境大賞」の受賞企業が2月28日発表され、住宅関連では、積水化学工業(大阪市北区)が環境大臣賞、アキュラホーム(東京都新宿区)が農林水産大臣賞をそれぞれ受賞しました。
積水化学工業の「自然災害時の被害を抑制し『在宅避難』ができる家」は、「エネルギー(電気)の自給自足」をコンセプトに、家庭用蓄電池などの先進機器を搭載した住宅です。太陽光20万1739棟、蓄電池2万4771棟の導入実績を背景に、2018年以降で2337件のレジリエンス性能(停電時蓄電池稼働)を実証しています。
アキュラホーム「間伐材を活用した『木のストロー』の普及活動」は、木を活かす・守る活動の一環として、木のストローの開発に着手。木材を薄くスライスし、斜めに巻く工法で量産化に成功しました。間伐材を使うことで森林保全による土砂災害対策を促進するほか、廃プラスチック問題へも貢献。ストローの製造装置を完成させ、装置そのものを世界中に提供し、各国が自国の間伐材を地産地消できるよう働きかけていきます。
警察署、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
taka2taro@gmail.com]]>