<さすがリクシルさんです!(5938)>
住宅建材業界NO.1のリクシルさん。
コロナ禍の2020年3月~6月の成績がIR資料で閲覧可能です。
まずは売上から!
<売上>
3,105億円
前年同期比15%減。
国内向けは12%減、海外は22%減。
<事業損失>
▲26億円
前年同期比131億円減。
コロナの影響です。
ただし「6月は単月で黒字転換してますよ!」と追記されています。
上場企業が軒並み業績悪化を当たり前としている今住宅業界を代表してLIXILさんがここまで踏ん張ってくれているのは心強い限り。
株価も3月に1,000円近くへ大幅下落。
でも今は2,000円近くまで戻しています。
3月に1,000万円買っていれば今頃は2,000万円でした!
(捕らぬ狸の皮算用)
IR書の中の「コロナ禍なので業績悪化」というくだりはあまり注目しません。
むしろ「コロナ禍なのでこんなことをしています!」というところに注目してみましょう。
まずは11ページ。
- 玄関用収納網戸:前年比80%増!
- 宅配ボックス:前年比70%増!
- リフォーム用シャッター:前年比40%増!
次に13ページ。
あくまで不肖町田が考えているだけですがコロナも遠因と想像している対策。
LIXILビバ売却で2,000億円近くの有利子負債減!
キャッシュが潤沢に!
最後に17ページ。
「SATO Tap」という手洗い機。
言葉ではうまく説明できないので写真を見てください。
アジアやアフリカの不衛生で病気になる人々を救うことになります!
世界中の30億人以上の手洗いに苦労しているしている人々への朗報。
これも文字では説明不可。
ぜひ写真をみてください。
要は災害の医療チームが現地で緊急的にクリニックを開設できる優れモノ。
8ページには地味ですが人事面での改革が載っています。
収益性改善のための施策
- 在宅勤務促進
- 成果型評価制度への転換
- 最適人員配置
時代にあった商品作り、サービス体制への転換を行う。
会社組織を収益性重視に基づき変革する。
IR資料はこちらより!
https://ssl4.eir-parts.net/doc/5938/tdnet/1869327/00.pdf
<耐震・地震に関する意識調査>
木造耐震設計事業などを手掛けるエヌ・シー・エヌ(東京都港区)は、9月1日の「防災の日」を前に「耐震・地震に関する意識調査」結果を発表しました。
新型コロナウイルスの流行を受け、在宅避難への意識の変化について尋ねたところ、「以前から必要だと思っていた」との回答が36.0%、「以前は必要だと思っていなかったが、必要だと感じるようになった」が29.3%となりました。65.3%の人が在宅避難の必要性を感じている一方、「大地震が起きたとき、安心・安全に在宅避難を行う自信がある」と答えた人は30.0%にとどまっています。
都道府県別の耐震意識をスコア化し「耐震県ランキング」を作成。それによると、耐震県トップは「愛知県」、2位以下は「神奈川県」、「三重県」、「宮城県」、「千葉県」と続いています。下位については、45位「島根県」、46位「沖縄県」、47位「長崎県」となりました。
体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
taka2taro@gmail.com
090-3430-6749
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