<非住宅の中大規模木造は「宝の山!」>
日経ホームビルダーさんの2020年8月号記事からです。
ページは58~59。
当社も含めて非住宅メーカーが盛んに喧伝している「ウッドファースト!」
全ての建物で設計にあたってはまずは木で検討という意味。
にも拘わらず案外木造率が上がっていないのが頭の痛いところ。
ヨーロッパやアメリカ西海岸で木造ビルがニョキニョキ建っているのをぜひ見倣ってもらいたいところです。
日経ホームビルダーさんの記事には以下のような興味深い記事が数字が載っていました。
<建築面積500m2~3000m2の建物の木造率>
「工務店はこの2%をターゲットとせよ!」
「宝の山だ!」
と促しています。
記事の事例は新潟のサトウ工務店さんの倉庫物件。
7,000万円の物件。
コストダウンのポイントは基礎工事と言います。
今当社では調査鋭意実行中。
また進展を報告しますが今後少子高齢化の中住宅事業が減少していくトレンドは顕著。
倉庫、事務所、店舗の木造化に進出することは私たち工務店にとってマスト。
一緒にぜひ研究していきましょう。
<汽車ポッポ別邸>
住友林業(株)は16日、鉄道車両をリフォームして活用した宿泊施設「鉄道のホテル 汽車ポッポ『別邸』」(大分県中津市、客室数3室)が竣工したと発表しました。
同施設は、旧耶馬溪鉄道、旧国東鉄道の車両を宿泊施設として再生したものです。歴史的価値のある車両を次世代に継承するため、宿泊施設にします。
3両の車両を格納する建物を住友林業、車両内部のリフォームを住友林業ホームテック(株)が担当しています。
車両を客室としてリフォームし、駅舎をイメージして新築した建物に格納。
建物内は廊下をプラットホームに見立て、列車が停車するように車両(客室)を配置しています。建物は、同社オリジナルのBF構法を採用。梁をあらわしにするなど、木質感を強調したつくりです。プラットホームと基礎を一体化し、車両を基礎の上に設置。耐震性も建築基準法の1.25倍以上を確保。
客室は、地域を代表する景勝地をイメージしてデザイン。旧耶馬溪・国東鉄道の世界観を楽しめる空間とし、大分県特産の国東の畳や、小鹿田焼の洗面台など、地域の伝統技術も生かしています。同施設の開業は12月10日。
体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
taka2taro@gmail.com
090-3430-6749]]>