<木造3階建増えてます!>
都心の一部でしか売れていないと思っていた木造3階建て。
今静かなブームのようです。
そういえばSHINOHHARAグループの設計事務所、キダテ設計事務所。
許容応力度計算をしている部署は大忙しです。
他の事務所さんも同様の忙しさの感じ。
そんな中、木造住宅産業協会が8月25日に発表した「2020年度の自主統計および着工統計の分析結果」からの考察です。
会員の年間住宅着工実績を「自主統計」としてまとめ、国土交通省公表の「住宅着工統計」と比較集計して発表。
会員の20年度における着工戸数は次の通り。
- 木造戸建住宅が8万2,647戸(同1.7%増)
- 木造3階建て戸建住宅は8,650戸(19.2%増)
- 「平成28年省エネルギー基準適合住宅」は6万7,127戸(変動なし)
- ZEH適合住宅(ニアリーZEH適合住宅を含む)は1万877戸(17.6%増)
木造3階建てが増えています。
都心の木造住宅が単に帰って寝るだけの場所から仕事ができる環境、教室にいて勉強しているような環境に変化するニーズが求められてきた結果だと思う不肖町田。
3階建てで良い提案ができたメーカーさんは受注好調なのでしょう。
住宅の設計、建築が社会情勢をモロに受ける良い事例と言えます!
(絵をクリック!)
<空き家対策>
国土交通省は8月25日、空き家対策に取り組む地方公共団体についての調査結果を発表しました。
空家等対策推進に関する特別措置法(空家特措法)に基づく空家等対策計画は、2021年3月末で全市区町村の77%となる1,332団体で策定されています。
21年度中には、さらに273市区町村で策定され、8割を超える見込みです。
同法に基づく、周辺の生活環境等に悪影響を及ぼす「特定空家等」に対する措置実績は、15年2月の全面施行から21年3月末時点までで、助言・指導が2万4,888件、勧告が1,868件、命令が215件、代執行が351件となっています。
同期間において、同法に基づく措置や市町村における空き家対策に関する取り組みの効果として、特定空家等の除却等(除却、修繕、繁茂した樹木の伐採、改修による利活用、その他適切な管理)に至った件数は11万2,435件となりました。
また、空き家等の譲渡所得3,000万円控除に係る確認書の交付実績は16~20年度の5年間で3万8,520件となっています。
体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
taka2taro@gmail.com
090-3430-6749
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