<Broken Window理論>
本日のネタも以前ご紹介した石川新治氏主幹の「おうちのはなし」誌からの引用です。
石川氏は新しく住まいを購入する際に土地も一緒に購入する際にBroken Window理論を引用して注意喚起を促しています。
興味深かったので抜粋します。
でも本当は本誌を購入されるとよろしいかと存じます。
現在ネットが高度に発達してきている。
不動産土地情報だって容易に手に入る時代。
でも購入する際には候補地へ足を運び様々な曜日ごと、時間帯ごとに観察することが肝要。
その根拠としてBroken Window 理論を掲げています。
不肖町田ですが何十年も前に知った話ですが今でも大いに納得した理論です。
本理論を提唱したのはフィリップ・ジンバルドーという人。
理論確立のための実験はこんな感じでした。
高級住宅街に自動車を放置。
最初の1週間は車上狙いなど発生ゼロ。
でも次の1週間は自動車のフロントガラスを割って放置。
するとあれよあれよとパーツ盗み発生。
得られた結論が「その場所が誰からもケアされていないと認知されると、逸脱行動を引き起こす」で本理論となりました。
確かにGoogle Mapや諸アプリがあって現地へ行かなくても以前より格段に情報が取れやすくなりました。
でも現地に足を運ばないといけない理由がここにありました。
”とち”でなく”まち”を観たいです。
現代の陰と陽ですね!
<国土審議会計画部会>
国土交通省は1月27日、新たな国土形成計画を検討するため、国土審議会計画部会の4回目の会合を開催しました。今回は、「地域生活圏」の(1)日々の日常生活に必要な機能、(2)生活に必要な所得を得るために必要な機能、(3)日常に潤いを与える文化的生活に必要な機能等について示しました。
例えば(1)必要なものを購入できる機能の維持・確保等への対応として、空き店舗等も活用しながら、新たな需要の創出につながる施設の整備等。
(2)林業・木材産業の成長産業化への対応において、住宅分野に加えて、耐火部材やCLT等の開発・普及を通じた中高層建築物や非住宅分野での木材利用など、新たな木材需要の獲得について。(3)では女性や働く世代も含むすべての世代が効率的にサービスを受けることができ、人々が交流するコミュニティ形成のコンパクトなまちづくりを進めるべきとしました。
体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
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