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【”Camel fridge”って凄い!】篠原商店からのお得な情報
2016.05.19こんにちは!
<やればできる!>
テレビによく出てくるユニセフ。
発展途上国で難民支援等を行っています。
寄付をした経験はございますでしょうか?
たぶん日本の国としては援助しているのでしょうが、個人としてはちょっと、、、と口ごもってしまう人が多いかも。(かくいう不肖町田も同じであります。)
やりたいプロジェクトはたくさんあるのですが資金面から制約を受けることもしばしばとのことです。
私たち企業の置かれている状況と極めて似ていますね。
興味深い話を聴きました。
アフリカでワクチンを子供たちに打って感染病を防ぐ活動があります。
三菱自動車さんのパジェロを購入してワクチンを車の電力を利用した冷蔵庫で低温で保持し辺鄙な村々を周回していました。
でも限られた資金!
性能の良い日本車をもっと買いたい!
「善いことなのにできない!」「どうにかならないか!」
皆で一生懸命考えたそうです。
そこで思いついたのがこれ!
「ラクダに乗って砂漠や荒野を縦横無尽に動き回るべドウィンさんたちがいるじゃない!」
また問題にぶつかりました。
「灼熱のサハラ砂漠でワクチンは村の子供に渡る前に死んでしまう!」
また問題です!
「太陽光パネルがあるじゃん!」
そこで考案されたアイディアが“Camel Fridge”(ラクダ冷蔵庫)
ラクダにポータブル太陽光パネルと小型冷蔵庫をコンパクトに載せます。
子供に注射して回るのは注射の打ち方を伝授されたベドウィンさんたち。
パジェロが売れなくなったのは残念。
でも同じ資金ではるかに多くの子供の命が救われることに。
素晴らしい人間の英知です。
「出来ないや」と思った時点で負け確定。
考えれば解決策が浮かぶか、どこからともなく教えてもらえるもの。
企業の問題解決プロセスと酷似。
考え続けましょう!
<熊本地震>
これまで一般的に、九州は歴史的に大地震が少なく耐震性をそれほど強化する必要がない、と考えられてきました。それで、建物を設計する際、関東などと比べて九州は1~2割低く設定されています。この度の地震で専門家は見直しが必要と指摘しています。
地域差は「地震地域係数」と呼ばれ、市町村ごとに指定しています。係数が低いほど、耐震性も低くなり、関東の1.0なのに対し、九州の大半は0.9~0.8となっています。
建設時には係数1.0より鉄筋の数を少なくできます。
コストも安くできます。
そのため福岡県内で、0.9以上を要求する建築主はほとんどいないそうです。
今回の地震で、定期的な見直しや、地域係数の見直しなどの必要も出てくるかもしれません。
中大規模木造物件の篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749
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