＜すごい会議＞

新宿高層ビルに本社を構えるＰ社さん。

住宅業界では異色の色彩を放ちます。

初めて事務所にお邪魔した時からちょっと他のハウスメーカーさんとは雰囲気が違うなと思っていたのですが理由が分かりました。

先日月次全社会議の見学が許可されました。

（基！“見学”でなく“参加”でした）

毎月月初に全社員を集めての会議が開かれます。

 

大画面に映し出されるノッケからのイントロダクション用ビデオはコミカル調で楽しさ満点！

怒号飛び交う体育会系とは少し違う「社員一丸となって目標達成！」と社員を鼓舞するモノ。

 

• 前月自分がしたこと、良かったこと、反省することなど席が隣の人と話し合いをします。

形だけでなく本気で5分間隣の人と経験、反省、良かった点をシェアしています。

ゲストの不肖町田も例外ではありません。

隣は若き営業部長。真剣なまなざしで熱く「あ～すれば良かった。これは良かった！」と迫ってきます。

会社は違えど心の底から話して、聴いた時間。

 

• 希望者、司会者が選んだ数人が壇上から先月の活動報告を行います。

都度司会者、社長から“激”というよりは“キヅキ”が与えられます。

これが超巧みです。

2月度寒いながらも屋外で頑張った社員をねぎらいます。

そして各人コミットしたことからそれて行きがちな人間の性を暴いていき、まっとうな路線へ社員を乗せてあげます。

「お前の中のもう一人の”あいつ“がいる。あいつは”感情“・”気持ち“だ。人生変えようと自分に課したコミットメントからいつもお前をそらせようと唆してくる！」

質問と答えで若い社員は本質に気づいていきます。

営業会社でよくある“恐怖”と“恥辱”で人を動かすあのやり方ではないのです。

主体的なキヅキに重きを置いていることは明確。

成長志向はありながらももがいている若者に成功哲学を教える給料もらって学べる塾の様相！

 

• 各部門からの成果、反省の発表が続きます。

畏怖の念を覚える部門長の涙の発表。

「先月は営業活動はやっていたけど母の看病で満足に出社できずに成果を上げられなかった。でもこれからは皆とまた一緒に朝から顔を合わせて仕事ができる。転職経験はあるけどオフィスにいて会社の皆と励まし合える日を心待ちにした会社はこの会社が初めて！」

「友人を事故で亡くした先週の突然の出来事。今の俺って全力投球か？自分のやりたいことを任せてくれている今の会社に感謝。期待に応えたい！」

社長筆頭にとにかく熱い人たちです。

 

伸ばしている会社は違います。

自走できる力を一人一人社員が有しています。

 

多くうちの会社でも採り入れていきたいと深く考えた出来事でした。

　　　　　　　　　　 

＜1月住宅着工件数＞

国土交通省が2月28日発表した1月の新設住宅着工戸数は、実数で前年同月比12.8％増の7万6491戸でした。前年同月比で7カ月連続の増加となっています。季節の影響を考慮した年率換算値でも前月比8.4％増の100.1万戸で、4カ月ぶりの前月比プラスです。年率換算値が100万戸を超えたのは2016年5月以来となっています。

利用関係別にみると、持家は年率換算値で前月比0.6％減の27.9万戸、貸家は同9.8％増の42.3万戸、分譲住宅は同18.0％増の28.9万戸で貸家と分譲マンションが着工全体を押し上げました。東京オリンピックの選手村の建設が始まったことが主な要因となっています。

 

 

学校、消防署、病院など大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく！

キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。

 

 

町田隆浩

taka2taro@gmail.com

090-3430-6749

]]>