<アパート首位の大東建託さんの見立て>
不動産活用分野で日本最大手の大東建託さん(1878)。
2021年3月期の第一四半期の数字が出ましたので4月~6月における決算発表会が8月5日におこなわれました。
街を歩いていると大東建託さんのアパートを見ないことはありません。
日本の街角風景の今や一部となっています。
大東建託さんの動向は私たちに大きな影響を及ぼすことはまちがいないです。
要注視!
以下不肖町田がチェックしたポイント。
ダイレクトセールスが受注のメインの方法。
コロナで顧客面談ができなかった。
今後はDM,テレコール、WEBセミナー、デジタルマーケティング強化を行う。
不肖町田のような土地無し小市民には営業してくれない大東建託さんの営業マンさんたち。
よって彼らの強力プッシュ営業を受けたことがないので分かりません。
でも巷で聞く話によると相当“強いオシ”だそう。
コロナ禍では自慢の武器が使えません。
大東建託さんが今後オンラインでの戦闘をどのように展開するのか要チェックです。
- 受注減少の要因はコロナ以外に相続需要の減退があるのでは?
逆の可能性がある。
相続需要はコロナ禍により相続を検討する方が増えているとのデータがある。
これは興味深いです。
人間の心理は「自分が死ぬなんて考えられない」というものが根底にあります。
ある意味“死”が身近な出来事になり、家族内の語ってはいけないタブーでなくなったトピックになったと言えるのではないでしょうか?
そういえばある司法書士さんが「遺書作成依頼増加中!」と言ってたことを思い出します。
注文住宅販売を旨とする私たちも一つ頭に入れておくといい項目かもしれません。
- 粗利益(完成工事総利益率)が目標30%のところが25.3%となっているがどうしてですか?
社員の人件費を含む固定経費が相対的に上昇してしまっている。
受注回復しかない。
当然売上が落ちれば経費比率は上がります。
また営業社員を増やしているとの話もあります。
これは会社経営に携わる身としては非常に難しい問題です。
でもですよ!「粗利が25.3%で何やってんだ!」って株主から言われるのは私たち中小工務店からすると「厳しい!!!」という感じですね。
粗利20%を切ってしまうなんて物件案外アルアル。
王者はつらいのですね。
ってな感じでいろいろ考えさせられる大東建託さんの会見でした。
ぜひご高覧を!
サマリーはこちら!
https://www.kentaku.co.jp/corporate/ir/kessan/aqehc4000000p4i8-att/aqehc4000000ryj1.pdf
会見動画はこちら!
https://www.irwebmeeting.com/kentaku/vod/20200730/p6jf5ebc/202103_1q_01_ja/index.html
<スマートシティ推進事業>
国土交通省は7月31日、先進的技術をまちづくりに活かすスマートシティの2020年度「先行モデルプロジェクト」として7事業を追加選定しました。
今後、「スマートシティ実証調査」予算を活用し、各プロジェクトにおいて今年度実施される実証実験を支援するとともに、全国のプロジェクトの経験、知見を生かしたノウハウ支援等を行います。
今回選定した事業は、「さいたま市スマートシティ推進事業(大宮駅・さいたま新都心周辺地区)」、「スマートシティ実現で増幅するエリアの引力」(愛知県岡崎市)、「うめきた2期地区等スマートシティモデル事業」(大阪市)、「荒尾ウェルビーイングスマートシティ」(熊本県荒尾市)等。
また、「重点事業化促進プロジェクト」として5事業を選定し、各プロジェクト計画策定等に対してノウハウ支援等を行います。選定事業は、「水戸市スポーツ・観光スマートシティ」、「熊谷スマートシティ推進協議会」、「スマートシティ推進事業」(石川県加賀市)等。
学校、体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
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