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<“着工平準化”成功のカギ?>篠原商店からのお得な情報
2021.06.22 <“着工平準化”成功のカギ?>
軸組工法の雄・タマホームさん。(1419)
業績順調。
素晴らしいです。
1月時点での2021年5月決算の時の売上予想は2,100億円。
ところが実際は2,170億円!
「すみません。少し70億円ばっかり読み誤りました。お詫びします。」
こんな感じです!
カッコいいです。
IR資料の中でこんなキーワードを発見。
「着工平準化」
質疑応答で会社側が説明を加えています。
以下そのまま抜粋。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Q11 着工平準化とはなにか?
A11 業界慣行として売上が期末に偏重する傾向が強いため、これを解消する施策として推し進めてきた。売上(引渡)の偏重を解消するため、まずは着工枠を管理することから推 し進めている。受注数よりも、施工数を伸ばす方が困難であるため、施工効率を最大化するための施策である。
Q12 平準化により施工枠のキャパシティが増えたと考えてよいのか?
A12 そうではない。施工枠のキャパシティを決めるのは施工業者数であり、平準化施策を推し進めることで現在の施工キャパシティを余すことなく使えるようになる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
タマホームさんが施工ボリュームを無限のモノと考えていないことが明確になっている文章と読みました。
「獲れる時に獲れるだけ獲ってこい!」ではダメということです。
今付き合って業者さん共々成長していくという感じです。
地球資源と同じで社内外資源(リソース)も有限です。
当社もウッドショックでつくづく考え込んでいます。
皆で成長できるように努力していきたいと思ったタマホームさんのIR資料でした。
詳細はこちら!
https://www.tamahome.jp/company/ir/upload_file/m004-m004_01/200721QA.pdf
<米国住宅着工件数>
米商務省が発表した5月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比3.6%増の157万2000戸となり、4月の減少から持ち直しています。中古住宅の深刻な供給不足が住宅着工を促しました。ただ住宅建設は引き続き木材高騰や建材不足が圧迫要因となっています。市場予想は163万戸でした。
木材は5月上旬の過去最高値から値を下げたものの、卸売物価指数(PPI)によると針葉樹林は5月に前年同月比で154.3%値上がりしました。
許可件数は前月比3.0%減の168万1000戸と7カ月ぶりの低水準に。前年同月比では34.9%増加。許可件数は着工件数をわずかに上回っており、今後数カ月間の住宅建設の緩やかな増加を示唆しています。
一戸建て住宅の着工件数は4.2%増の109万8000戸。許可件数は1.6%減の113万戸。集合住宅の着工件数は2.4%増の47万4000戸。許可件数は5.8%減の55万1000戸。住宅完成件数は4.1%減の136万8000戸。一戸建て住宅の完成件数は2.6%減の97万8000戸。
在庫ギャップ解消には毎月の住宅着工件数と完成件数が150万~160万戸に達する必要があると見なされています。
体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
taka2taro@gmail.com
090-3430-6749]]>