<置床用PB無いです!>
先般訪問させていただいたお客様。
アイディアマンでマーケが得意な尊敬する社長です。
木材が値段高騰、材料入手が難しくなったということでマンションリフォーム営業を昨年より心がけていたとのこと。
おかげで夏くらいよりマンション・アパートリフォームの仕事が増えてきたとのことで喜んでおりました。
ところが「置床用プラスターボードが今無い!」とのこと。
弊社建デポ浦和中尾店責任者の森さんに聞いても「在庫ゼロ。入荷予定未定」との回答。
困りました。
今朝の日刊木材新聞一面ではこんな分析がなされていました。
- 合板やMDFの不足によりPBの生産が構造用に回っている。
- 緊急事態宣言解除により全国マンション・アパートで建設需要盛り上がっている。
- PBボードメーカーの工場メンテナンス時期の重なってしまった。
不肖町田の妻のお姉さんの嫁ぎ先が九州の農家さん。
よくこんなことをこぼしていたことを思い出します。
「作物がたくさん採れるとうれしいけど価格が下がり儲からない。作物が不作だと売るものなくてもっと儲からない。」
住宅・建設業界も同じ様相を呈してきました。
ライバルが受注できなくて自分だけが仕事があればいいのですがそうもいきません。
難しいかじ取りが要求される時代に突入しました。
<住宅業況調査>
住宅生産団体連合会は19日、2021年度第3回「住宅業況調査」(21年7~9月)の結果を発表しました。
「戸建注文住宅」は、新型コロナ感染症による影響により、前期(21年4~6月)比で、受注棟数がプラス11ポイント(前期プラス17ポイント)と、3期連続でプラスでした。受注金額はプラス14ポイント(プラス20ポイント)、1棟当たりの床面積はプラス3(プラス9)。
顧客動向については、「見学会、イベント等への来場者数」は減少(54%)していますが、「ウェブの引き合い件数」の増加(58%)は最多です。「消費者の購買意欲」は横ばい(56%)が最も多くなっています。
次期予想は、受注棟数はマイナス22、受注金額はマイナス7、1棟当たり床面積はマイナス3とすべてマイナス予想です。
体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
taka2taro@gmail.com
090-3430-6749
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