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<外国人技能実習生制度(日本)の疲弊>篠原商店からのお得な情報
2022.10.26<外国人技能実習生制度(日本)の疲弊>
半年ぶりにフィリピンへ来ている不肖町田。
工場生産スタッフの半数のメンバーがフィリピン人スタッフになった篠原商店本庄工場。
半年に一回訪比して5人選んで日本に来てもらっています。
皆様にご購入していただいているプレカット木材は彼らが刻んだものです。
実はフィリピンに入る前に心配していた下馬評が一つありました。
半年で30%ほど価値を落としている円。
現地の送り出し組合からは「年初より30%がペソベース換算で給料が目減りしているので日本に行きたい若者を集めるのが難しくなっている」との話を聞いていた不肖町田。
実際2年前だとマニラの空港で1万円を両替すると6,000ペソがもらえた日本人。
今は3,900ペソしか手にできません。
「日本人って貧乏になったな~」と寂しくなる瞬間です。
でも現地のリクルーターにその件を尋ねると少し元気になる話を聞いた次第。
「確かにフィリピン人実習生が母国に持って帰るお金は減りました。でも治安面、差別のないやさしい社会など日本の良さはたくさんあります。その話をすると皆日本へ行きたがってくれます。」なんて泣かせる話を歳を重ねた老人を元気づけるかのごとくに目を輝かせて説明してくれた25歳のジョセフ君。
ふと目を外へ向けるとそこはたくさんの若者が街を闊歩するフィリピンの地方都市の大通り。
喫茶店のウィンドー越しに眺めていると悲しくなってきます。
眼をスマホへ落すとなんと英会話教室をビジネスにしている会社が東証マーケットで値を飛ばしているじゃないですか!
理由は若者が日本の3倍以上稼げるアメリカ、オーストラリアで就職できるように英語に熱心になっているので業績を激アップさせているからとか記事はつづっています。
「これって日本のフィリピン化~~?!」
規制、規制でがんじがらめの日本では新しい芽は花咲く前に摘み取られてしまいます。
それではと種まき人がドンドン日本から離れていっていくのになぜ皆気づかないのか。
果敢に挑戦する土壌が日本には必要だと強く感じた2022年秋でした。
<風力発電とグミ>
風力発電で使われるタービンブレードが、私たちのよく知っているお菓子「グミ」になる。そんな研究を、アメリカ化学会(ACS)の会議が発表した。一体どういうでしょうか。
世界中で導入が進む再生可能エネルギー。その導入を求めるときに考えたいのが、廃棄の問題です。風力発電に使われるタービンの寿命は、一般的に約20年とされています。
世界経済フォーラムが2021年10月に掲載した記事によると、風力タービンの85%はリサイクルが可能ですが、羽根の部分である「タービンブレード(ガラス繊維またはガラス強化ポリマーを含むもの)」は再生が難しく、多くはそのまま埋立地に送られるといいます。
そこでアメリカ・ミシガン州立大学の研究者らは2022年8月、「リサイクル前提」のタービンブレードを作るのに適した新たな複合樹脂を発表しました。その複合樹脂をアルカリ消化することで乳酸カリウム(KC3H5O3)が生まれ、乳酸カリウムを精製すると、グミやキャンディーやスポーツドリンクといった飲食料品に使えるといいます。
研究者のジョン・ドーガン氏は、タービンブレードを飲食料品にリサイクルすることについて、アメリカ化学会のニュースリリースで次のように語っています。
「とうもろこしなどの植物から得られる炭素原子は、化石燃料から得られる炭素原子と変わりません。すべては炭素の循環の一部です。私たちは、バイオマスからプラスチック素材を作り、それを食品にもできることを示したのです。」
新しい複合樹脂は、新たなタービンブレードはもちろん、窓や車のテールランプなどにもリサイクルすることが可能です。複合樹脂をアルカリ消化するとポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)が生成され、それをさまざまな製品に使うことができるようです。また、おむつの高吸水性ポリマーとしても使えるようです。
体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749