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【”木材干割れ”早わかり!クレーム無し!】プレカット工場篠原商店からのお得な情報
2013.09.19こんにちは!
なんだかくしゃみが止まりません。
花粉、稲など飛び出し始めました!
<干割れの問題>
国産材振興策の一環として木材利用ポイント利用物件が増えてきております。
それに伴いこれまでになく、国産材の無垢の柱、梁を利用するお客様からの干割れに関する問い合わせが増えてまいりました。
これまでは比較的干割れが“すぐには”生じづらい集成材を多用してきたので、工務店の営業マン、監督様がお施主様より干割れに関するご心配を承ることは少なかったと察します。
ですからでしょうか?お施主様より「なんでこんなにこの杉の柱、割れがパリパリ入っているの??」と尋ねられた時ピシッと安心できる答えがすぐに出せないケースも多々あるようなのです。
その場でキッパリ答えを出せないとお客様が心配になってしまうのは容易に想像がつきます。
ぜひ干割れに関するしっかりとしたご認識を若手の営業及び監督の方に持っていただきたく思います。
まず干割れ(=表面割れ)ですが、これは木材が乾燥している証拠であります。
水分をたっぷり含んでいるズブナマの、安価で、あとで収縮、曲り、反り、狂いの生じるグリン材は干割れが上棟時には生じづらいという皮肉があります。
干割れはKD化が進んでいる証拠に他なりません。
干割れに関する制限、規定は日本農林規格(JAS)にはありません。
というのは干割れが強度に影響がないことは常識であるからです。ちなみに強度に影響がある“貫通割れ”に関する制限はあります。
宮崎工業試験場の荒武志朗先生の執筆された「構造材の干割れと力学的性質」という文献によると以下のことが読み取れます。
●干割れ面積と曲げ強度の相関関係を考えると、干割れが顕著であるほど、曲げ強度は高くなる傾向を示している。
●理由は、「曲げ強度が強い材料=>木材内部の細胞自体が変形しにくい材料=>乾燥処理過程で干割れが生じやすい」による。
強い木材はそれだけ繊維、さらには細胞自身が変形しづらいのです。
結果として乾燥処理をした際には表面割れが生じやすいということになるのです。
結論:干割れは問題ない!むしろ強度、性能が増している証拠!
ぜひお客様より問合せを受けたその場でぴしゃりとご説明をお願いします!
*本内容に係る資料をご希望の方は町田までご連絡をお願いします。資料は残りわずかです。
<買い取りも視野に戸建てを検証>
nikkei BP netは「日立ライフ(茨城県日立市)が中古戸建て住宅の改修・再生事業を強化」していることを伝えています。
これは、「仲介した中古住宅の買い主に対してリノベーションなどの大規模改修を提案するほか、自ら物件を買い取って改修のうえ再販することを検討する」というもの。そのために「中古住宅で実態に即した検証を進めている。」とのことです。
日立ライフは、「日立製作所グループの社宅事業から始まった不動産会社」。茨城県ひたちなか市を中心に不動産の新築や仲介などを展開しています。
水面下でジワリと増税後を見据えた動きが進んでいます!
既存住宅売買瑕疵保険または既存住宅性能表示制度をご利用の際にはぜひキダテ設計事務所をご利用ください。
プレカットは篠原商店で!
町田
メール: taka2taro@gmail.com
携帯電話: 090-3430-6749
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