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【ローコスト住宅の″但し書き”の考察】プレカット工場篠原商店からのお得な情報
2013.11.20 こんにちは!
コンビニのおでんが美味しい季節になりました。
これから寒い日々が続きますね。
<ローコスト住宅の但し書き>
昨日に引き続き「住宅ジャーナル」の記事の感想です。
福原編集長のファンである私はこの雑誌にいつもインスパイア―されています。
ありがとうございます。
12月号の8ページにはこんなよくあるチラシの但し書きに関する考察が載っています。
ローコストメーカーのチラシには「1棟〇〇〇万円!」とか「坪〇〇万円!」などの文字が躍っているのを眼にします。
大抵そのチラシの下欄小さな字で、但し書きが載っています。
「本体工事価格に、これらの項目は含まれていません。地盤調査/仮設費用/屋外立水栓工事/屋外給排水工事/雨水排水工事/下水道接続工事/屋外電気配線工事/地盤補強工事/土地購入関連費用/門扉工事/家具・電化製品/その他諸費用等」
「たぶんこれらの諸費用って本体価格が安いなのだから、まっこんなもんだろう!」という感じでお客様なりに推測されているのだと思います。
実際のシュミレーションを福原編集長がやりました!
① 仮設費用 500,000円
② 屋外給排水工事 400,000円
③ 雨水排水工事 266,000円
④ 屋外電気配線工事 60,000円
⑤ 下水道接続工事 800,000円
⑥ 門扉工事 1,000,000円
⑦ 地盤費用 1,000,000円
⑧ 住宅瑕疵保証料 100,000円
⑨ 確認申請、図面作成料 500,000円
⑩ 諸検査費用 200,000円
合計 4,826,000円
本体費用の半分くらいに匹敵する“但し書き”についている付帯費用?!
お施主さんと建築会社との間での情報格差による盲点なのかもしれません。
昔はどんな商品の売買でもこの情報格差が利益の源泉となっていましたが、インターネットが発達した現在はこの格差が徐々に縮まってきています。
でもほとんどの人が一生に一回しか買い物をしない家という商品に関してはまだまだインフォメーションギャップによる鞘取りが行われていることが分かります。
水が高いところから低い所へ流れるのと同じように、このギャップは早晩是正されていくことは間違いありません。
但し書きによって利益を出す商売ができなくなるとホンモノで勝負せざるを得ません。
ある意味まっとうな時代、でもある意味難しい時代になっていきます。
私たちは本当に頭が痛い、努力が求められる大変な時代を迎えることになってしまいました。
直球で勝負していきたいと思います。
科学的に数字で家の性能を評価する仕組みのお手伝を篠原商店、キダテ設計事務所はしています。
耐震等級3でこれからは勝負!!
本考察のベースはこちらです。 新住宅ジャーナルのご購読もこちらより!
http://www.lli-publishing.com/media/mediaorder.html
<屋根全面に太陽電池パネルが人気!>
毎日新聞 が伝えるところによりますと「屋根の全面に太陽電池パネルを載せ、発電量を大幅に増やしたエコ住宅が人気を集めている。」ということです。
パナホームは4月の発売から半年で600棟、ミサワホームも8月の発売から2カ月で約120棟を受注。
「敷地が狭くても屋根を目いっぱい使うことで、売電量が増え、家計も助かる」ことが人気の理由のようです。
「ECO」と「経済性」いうことが消費者の気持ちをとらえているようです。
「ハの字形などの通常の屋根だと、太陽電池パネルを隅には載せられないうえ、南向きでなけれは非効率的で、家庭の消費分をまかなうのは容易でなかった。ところが、住宅大手の一条工務店(浜松市)が、屋根を傾かせ、面が一つしかない住宅を2010年4月に発売。当初は「形が変」といった声もあったが、従来のパネルの2倍超の10キロワットを発電でき、一般家庭の消費電力の約2倍に達することから評価が一転。」したとのこと。
「『パネルをたくさん載せれば、大量に発電できてお得(一条工務店)』との見方が広がり、既に計1万9000棟を建築した。」
当社でも片流れの屋根物件が増殖中です。
既存住宅売買瑕疵保険または既存住宅性能表示制度をご利用の際にはぜひキダテに設計事務所をご利用ください。最近激増です!
非住宅の大型物件のプレカットは篠原商店で!
町田
メール: taka2taro@gmail.com
携帯電話: 090-3430-6749