こんにちは。

梅雨入りで田んぼのカエルが喜んでいます！

 

＜住友林業は今期をどう戦おうとしているのか？＞

軸組工法の王者、住友林業です。

2013年3月期と比べて、今回の決算2014年3月期は15％売上を伸ばしました！

おめでとうございます。

 

●2013年3月期　売上高　　8,452億円

●2014年3月期　売上高　　9,730億円

 

 

2014年3月期は消費税の駆け込み需要があったので良い数字でした。

消費税が8％、10％に上がった後の見通し、戦略を住友林業さんはどのように考えているのでしょうか？

きっと私たちでは払えない高額費用を使って大手コンサルティング会社の力を借りてビジョンを描いているに違いありません。

中小企業もIR資料からおこぼれを少しでもいただきたいですね。

 

IR資料の「2015年3月期業績予想」に目を通しました。

今日は住宅販売のスミリンさんではなく、木材建材販売のスミリンさんの見通しを考察してみましょう！

 

昨日は海外事業をなんと67.7％も今期を伸ばす予定！という点を考察しました。

物凄い伸び率を予定しています。

 

では国内の他の木材建材の商流経由で工務店へ販売する事業をどのように捉えているのでしょうか？

目標は？

戦略は？

 

木材建材ルート販売の実績と目標

●2013年3月期実績　　　　4,013億円（経常利益47億円）

●2014年3月期実績　　　　4,586億円（経常利益50億円）

●2015年3月期目標　　　　4,200億円（経常利益42億円）

 

コメントで「新設住宅着工戸数減少の影響は避けられず、減収減益」とあります。

注目すべきは売上と利益の減少率の違いです。

売上は8.4％の減です。

でも利益は15.2％の減です！

 

ここで“何を読み取るか？”ですが、「利益率をここまで落としても、売上の落ち込みはカバーできないんですよ～！大変だ～！」というメッセージでしょう。

 

「売上が伸びないから安売りする。」というのはあちこちでみられる戦略です。

でも王様、住友林業はそんなんじゃありません。

本業の木建ルートがこうなることを見越して、海外事業、リフォーム事業を伸ばしてきました。

 

さすがです。

 

明らかに収縮する市場がそこにはあります。

ぜひ次の種を今から蒔きましょう！

 

早く過疎の町で連戦連勝の工務店のツアーから学びましょう！

マスでの資本力、知名度では負けるかもしれません。

でもターゲットを絞れば勝てる市場はたくさんあります。

 

ぜひ過疎の町でも勝つ工務店から儲けのネタを得てください！

 

ツアー募集中！（費用12,000円）

 

詳細は町田までお電話をください！（０９０－３４３０－６７４９）

もしくは「ツアー資料送れ！」とメールをください！（taka2taro@gmail.com)

住友林業IR資料のURLはここ！

http://sfc.jp/information/ir/settlement/pdf/2014-4q_gaiyo.pdf

 

＜住友不動産のモデルハウス開設＞

 

R.E.port には 「約1ヵ月で11ヵ所のモデルハウスを開設／住友不動産」とありました。

                                                       

記事によりますと「住友不動産（株）は、注文住宅の年間受注3,000棟に向けた取り組みとして、営業拠点となるモデルハウスの開設を加速。4月26日から5月31日までの約1ヵ月間に、新規に全国11ヵ所で開設したと発表した。」ということです

 

この、「年間受注3,000棟体制は、第六次中期経営計画に盛り込んだもの。」で、「モデルハウスについては、昨年度はグッドデザイン賞を受賞した『J・アーバン』シリーズを中心に、全国で17ヵ所出店した。今回、さらなる営業力強化に向け、新規に開設を進めた。」としています。

 

これには、「拡販体制の構築へ、引き続きモデルハウスの新規出店や新商品開発を進め、事業基盤拡充を図る考え。」があるようです。

 

今日は住友グループシリーズでした。

 

 

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