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【木材の特性!】篠原商店からのお得な情報
2015.04.21こんにちは!
<杉柱、表面割れます!>
先日「柱の表面が割れているのでお施主さんが心配しています。どうにかしてください!」というお問い合わせを工務店の監督さんより承りました。
「よっぽどバリバリに割れてしまっているモノを出荷してしまったのかな~~。」と心配してしまい「できれば写真をメールで送っていただけますか?」とお願いさせていただきました。
実際の写真を観ると表面に割れがス~ッと入っているという感じ。
構造躯体としては問題無い様子。
まずは木材の割れに関する資料を準備。
以下こんな説明をさせていただきました。
- 木材は細胞繊維の膨張または収縮の作用が起こることにより、調湿作用をもたらしてくれる生活環境にやさしい建築材料。
- 多少の割れが木材表面に生じることがあるが、自然な生理現象。
- 割れというのは繊維が切断破壊されるものでなく、繊維と繊維の間にスキマができるだけで、強度は元のまま保たれる現象。
そしてJAS規定も添付させていただき極端な話“貫通割れ”も製品として列挙されている旨補足説明させていただきました。
また最近の人工乾燥技術で表面セット法という新しい方法が生まれたことも付け加えました。乾燥釜の中の温度を90度前後に保った後に外周温度を上げ湿度を下げる方法です。
これにより表面に割れが生じる前に固まることになります。(外見は素晴らしい)
しかし表面が固まった後に内部の乾燥が始まりますので、内側から外側に引っ張り力が働くことになります。
結果として内部割れが起きやすいことが弊害として挙げられます。
つまり表面に割れがないことが必ずしも良いことではないことも説明させていただきました。
無垢の木材に対して理解と安心を得てもらいました。
時代によって製品の説明も変わってきます。
ぜひ篠原商店の製品をご使用いただき、お客様に安心できる躯体に住んでいただけますようお願い申し上げます。
<インドネシア進出!>
国土交通省で、中堅・中小建設企業の海外進出を支援するため、「海外進出戦略策定セミナー(インドネシア)」を開催します。
これは、中堅・中小建設企業各社の海外進出の戦略立案から事業計画に至るまでの一連のプロセスを一貫して支援するもので、今年度は、インドネシア進出に意欲がある企業を対象として開催されます。訪問団を結成して同国を訪問する予定もあります。
インドネシアでは日系企業の施工現場の視察や関係機関への訪問に加え、同時期に開催される「日・インドネシア建設会議」(国交省、インドネシア公共事業・国民住宅省共催)に参加するそうです。
セミナーは5月12日、WTCコンファレンスセンターで、対象は中堅・中小建設企業の経営者層・海外事業部担当役員。
参加費は無料だそうです。
すでに、海外市場は身近なのかもしれません。
「建て方お手伝いの篠原商店をよろしく!(地域限定です。)
キダテ設計事務所では長期優良住宅申請を今活発にさせていただいております。
090-3430-6749
町田隆浩
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