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【人工乾燥材 日進月歩です!】篠原商店からのお得な情報
2015.12.09こんにちは!
<KD材って?>
不肖町田が篠原商店にお世話になった20年ほど前は“KD”という言葉自体があまり普及していない時代でした。
Kiln Dried Lumber=人工乾燥材
“キルンドライ”という言葉がその頃ヒットしていたビールの“キリンドライ”という響きに似ていたので、「なんだ~それ新しいビール?!」なんて言葉を返されていたものです。
「キルン=>釜」
ですが、人工的に釜の中で乾燥させるとしてもその方法は工場ごと、部材ごとで様々です。
それぞれのメーカーの知恵の絞りどころ!
弊社がお付き合いしている国産材某製材メーカーさんは以下のような製造過程をしているとのことでした。
- 柱材、梁材などの芯持ち材
高温乾燥機にて3日間ほど120度での高温処理。
ここでカリッと表面割れ防止策を取ります。
中温減圧乾燥機にて5日間ほど仕上げを行います。
減圧するので乾燥が早く進みます。
中温で行うので内部割れ・変色が防げます。
養生を一週間ほど行います。
製品乾燥後の狂いを抑制します。
- 集成材のラミナ、間柱などの板材
天然乾燥を1か月間ほど行います。
製材後の含水率のムラを整えます。
中温乾燥機で7日間ほど80度前後で乾燥します。
季節、湿度、ボリュームによってプログラムを変えているそう。
養生を一週間ほど行います。
製品乾燥後の狂いを抑制します。
現在は現場より1ミリ、2ミリでも違っているとご指摘を受ける時代。
プレカットの加工精度もさることながら、元々の製材品、集成材も年を追うごとに精度がアップしてきています。
でも!
木材はしょせん植物です。
湿度が高ければ水分を吸い込みますし、乾燥すれば吐き出します。
カビ菌もつけば、経年劣化もあります。
その辺は木材の“メリット”として最終エンドユーザーであるお施主様へご説明いただくとありがたいです。
私たちがお付き合いしている国産材メーカーさんは大変優秀です。
ぜひ桧、杉を今後ともご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
<住まいにお金をかけたい!と思っている人が多い県>
ソニー生命保険は、ネットエイジアの調査協力の下、「47都道府県別 生活意識調査2015」を行いました。
住まいに関する項目では「住まいにお金をかけたい県民が多い」のは、1位が「奈良県」の22%、2位は「茨城県」と「富山県」で18%だった。「実際の住宅購入費用」は、関東平均2710万円、近畿平均2629万円となっています。
「住宅のこだわりポイント」は、東北では「戸建て」、東海は「耐震性能」、九州は「広さ」となりました。
大型・特殊木造建築物件の篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所で耐震等級3の計算を今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749
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