こんにちは！

＜手書きのパース、外観図＞
昨日ご面談させていただいた練馬の工務店の社長様。
とても立派な方です。
勉強熱心です。
常に新しいモノを取り入れる進取の気性をお持ち。

勉強不足の不肖町田が驚いたのが社長の次のお言葉。
「町田君。今手書きの図面の上手な描き方を勉強しているんだよ！」

「社長～～ぉ、今さら手書きなんて～～。CADで立派な図面が出てくるし、BIMのようにいろいろな職方の皆様へ利用できるデータにもなるじゃないですか～～！」とあくまで心の中で叫んでしまいました。

でも、でも違ったんです。

手書きの図面、内観図、パースは暖かくて、お客様に熱意・誠意が伝わるのだそうです。
確かに言われてみればその通り。
自分の浅はかさを悟った次第です。

お客様の希望をヒアリングしながらサクサクと筆を走らせ「お望みのおうちはこんなイメージですか？」などと色紙を見せられたら「ぜひ社長のところでうちの家を建ててください！」と頭を下げてしまいます。
素晴らしいです。

事務所に帰ってきて別のお客様と電話で話をした際に話題が“手書きパース”となったのは自然の成り行き。
驚愕の事実はこの後でした。

実は電話の向こうの社長は“手書きパースをサクサク描きたいのだけどうまくいかないのであきらめた派”だそう。
でもお客様へは手書き？？？でプレゼン資料を作成しているとのことでした。

社長から教えてもらったプロセス。
１． CADで一通り入力＆出力。
２． プリントアウトされた図面、内観図の上に下が透ける紙をかぶせる。
３． “下手ウマ調”でペンでなぞってお客様提出資料完成！

現代のテクノロジーを使って古来の伝統の再現！と言ったところでしょうか。
考えさせられます！
でも一棟受注するのにこんなにみんな頑張って競っている話を聴くと襟を正さざるを得ません。

がんばりましょう！

こんなユーチューブがありました！
https://www.youtube.com/watch?v=4y14TAKgvcM

＜HEMS>
（株）富士経済は「2016エネルギーマネジメントシステム関連市場実態総調査」をまとめました。
それによると注目市場として挙がっているHEMSの市場規模は、16年の見込み額が70億円（15年比7.7％増）、20年の予測が15年比2.6倍の168億円となっています。
家庭分野はHEMS、電力計測対応分電盤（住宅向け）、家庭向け省エネサービスなどが対象で16年の見込みが129億円（同29.0％増）、20年予測366億円（同3.7倍）となっています。

学校、病院など大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく！
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。

町田隆浩

090-3430-6749
taka2taro@gmail.com