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【日本モーゲージサービスさんが予言する住宅業界の未来】篠原商店からのお得な情報
2017.06.21<日本モーゲージサービスさん(7192)さんの決算資料から学ぶ住宅業界の未来>
日本モーゲージサービスの鵜沢社長は住宅業界一の知恵袋。
住宅業界の行く末について決算資料に述べられていました。
無料で得られるこうした情報。
知っている人だけがアクセスします。
各上場企業のIR資料は今を活きている経営の教科書です。
積極的に情報源として活用していきたいです。
特に日本モーゲージの鵜沢社長のお言葉は十年以上前から“預言者”として畏敬の念を持って捉えてきました。
今年の決算資料の28ページにはコンパクトに近い将来の住宅業界の勝利者像が描かれています。
ぜひ後で読んでみてください。
エッセンスはこんなとこです。
- 1960年から1980年代までは「持つ経営が勝利」の時代。
ハウスメーカーは工業製品化、展示場、営業マン大量投入。
規模拡大と多角化を行うも品質や価格では競争力失墜。
工務店は利益を削るオーダーメイド型住宅にしがみつく。ほとんどが住宅フランチャイズに加入。
デベロッパーは用地仕入に注力。
資金力が競争優位となり財閥系へと淘汰。
- 1990年代~現在
ハウスメーカーはブランド力強化に励む。
パワービルダーは工事、営業を外注化(ファブレス化)へ。大量仕入によるコストダウンに成功。
住宅FCは住宅の企画力強化。ファブレス経営へと傾注。
デベロッパーはストック、管理、流通に事業を拡大。
- 近い将来の住宅業界のキーワード。
人材の所有を止める。
総合展示場を止める。
業際化
日本モーゲージサービスのIR資料はこちら!
http://v4.eir-parts.net/DocumentTemp/20170621_103305046_1g0dib45sm1zx3553v3og12z_0.pdf
<住宅着工予測>
野村総合研究所は6月20日、2030年までの新設住宅着工戸数およびリフォーム市場規模の推移予測を発表しました。新設住宅着工戸数は2030年度は55万戸、リフォーム市場規模は、2030年まで年間6兆円台で横ばいに推移すると予測しています。
新設住宅着工戸数は2016年度の97万戸から、2020年度には74万戸、2025年度 には66万戸、2030年度には55万戸と60万戸を切ると推測しています。
利用関係別では、2030年度には持家18万戸、分譲11万戸、貸家(給与住宅を含む)25万戸となると見込んでいます。短期的に2017年については新設住宅着工戸数84万戸(前年比86.6%)、貸家の積極供給が継続した場合には、92万戸(内、貸家が42万戸)と前年比4.8%となる見込みです。
空き家数および空き家率は、空き家対策への有効活用が進まなければ、2033年にそれぞれ2166万戸、30.4%へとなりそうです。
小学校、消防署、病院など大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームイインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749
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