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【大東建託さん(1878)フルスロットル!】篠原商店からのお得な情報
2017.07.10<大東建託さん。フルスロットル!>
日本の街並みでアパートと言えば“大東建託さん”。
赤い看板が印象的。
定番です。
アメリカの友人が日本にやって来て大東建託さんのアパートに住み始めたら狭いながらもコンパクトに使い勝手良く設備がまとまっている点に驚嘆していました。
大東建託さんのIR資料の中から気になった点をいくつか考察します。
<売上>
- 平成28年3月期 1兆4,116億円
- 平成29年3月期 1兆4,971億円
<経常利益>
- 平成28年3月期 1,056億円
- 平成29年3月期 1,245億円
売上6%アップ。
経常利益18%アップ!
売上1兆円超えてもまだまだ伸ばしているのは素晴らしいです。
株価は18,000を突破して過去最高値へと肉薄。
ここで決算発表時の「質疑応答」がドキュメントとしてありましたので不肖町田的視線で興味深いところを抜粋しました。
Q4では「報道機関等でアパート入居率への懸念が報じられているが御社の状況はどうか?」との問いが。
答えは、「全く懸念はありません。」というものでした。
大東建託さんの居住用賃貸建物の入居率は96.9%。
事業用賃貸建物は98.3%。
数字が証明とのこと。
新聞、ビジネス系週刊誌ではよく大東建託さんの事例が台風前夜のような報じ方をしています。
「心配払拭!」といったところでしょう。
Q6では「アパートローンの過熱報道や基準の厳格化という報道を眼にしますが、御社が供給している賃貸建物に関する状況に変換はありますでしょうか。」との問いが。
答えは、「金融機関の融資姿勢に全く変化はありません。」です。
町田的には意外な回答。
金融庁の森長官がしきりにアパートローン引締めに動いていると新聞・雑誌で読んでいたから。
こんな記事もあります!
https://www.j-cast.com/2017/06/17300849.html?p=all
「少しはある」のかな~~と思っていましたが「全くない」と来ました。
金融政策というのは一度舵を一方へ切ってしまうと逆へ切りずらいということなのでしょう。
でも「国策にウリなし。」という兜町の格言があります。
時間差はあるにせよ厳しくなってくるのは間違いありません。
そのために入居者への新サービス提供、新規ビジネス参入をされているのでしょう。
大東建託さんの一挙手一投足に注目です。
質疑応答のURL
http://www.kentaku.co.jp/corporate/ir/kessan/aqehc40000005mkq-att/qa1703.pdf
<東急ホームインスペクション>
東急ホームズは、戸建リフォーム部門に「インスペクション」の専門部署を設置し、中古住宅売買事業者向けに既存建物の劣化調査を行う「東急ホームズ住まいの健康診断」を実施すると発表しました。
主な調査内容は、外部、内部、床下・小屋裏部(シロアリ調査)、設備配管部。「人が潜っての調査」や「耐震診断」、「専門業者による屋根調査」も標準メニューとなっています。現況の劣化事象把握から改修工事も視野に入れ、改修工事にかかる費用や提案、アフターメンテナンスまで、リフォーム会社ならではのトータルサービスを提供するそうです。調査費用は、今年9月末までにリフォーム工事の見積り依頼をした客に対しては無料ということです。
同社は、戸建リフォーム部門に所属する建築士免許の有資格者全員が今年度中に「既存住宅状況調査技術者」の資格を取得することを目指しているそうです。
学校、消防署、病院など大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームイインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749
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