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【繊維をはさみこんだ新木材?!】篠原商店からのお得な情報
2018.10.06<AFRWって何?>
不肖町田、篠原商店でお世話になって23年になります。
時が経つのは速いもの。
思い出すのはそのころの木材仕様。
梁は米松グリン、柱は杉のグリン、土台はベイツガグリン注入が多かったです。
次にKD普及に励みました。
人工乾燥材=>KD。
今では当たり前ですが当時はKDという呼称すら知らない材木屋さん、工務店が多かった時代。
「KDってあのキリンドライか?ビール??」なんて尋ねられたことすらありました。
すぐにあらわれてきたのが集成材。
「町田さん!性能いいって言うから使ったんだけどお施主さんか”端材使って貼り合わせたような材料使うんじゃねー!建替えろ!”って怒鳴っているのよ。困ったよ!」なんて電話をもらったのがきのうのことのようです。
説明資料持って飛んでいったのは言うまでもありません。
鉄骨を木材で挟み込んだ材料。
単板を積層方向を互い違いに貼り合わせた材料。
いろんな材料が世に出てきています。
テクノロジーの進化は何千年も前から存在する世界最古の建築資材である木材業界にも影響を及ぼしている21世紀。
驚異的な飛行性能を有しているボーイング787でも使われている繊維。
なんと木と融合して住宅部材でもデビュー。
アラミド繊維でフレームを使う工法は当社でも推奨商品の一つ。
でも今回のAFRWという商品は繊維を集成材ラミナの間に挟みこみました。
建築物の耐久性と意匠性両方を両立できるとのこと。
値段、加工具合などは不明。
でも思うのは“組み合わせの妙”。
新アイディアというのは基本違うモノの組み合わせか細分化から生まれるのが常。
世の中に全く新しいモノというのはそんなにありません。
その昔消しゴムを鉛筆の後ろにくっつけた特許にして大金持ちになった人がいたとか。
“組み合わせ”という技を使って新商品、新サービス創り出しましょう!
<北海道胆振東部地震>
国立研究開発法人建築研究所、国土交通省国土技術政策総合研究所、北海道立総合研究機構建築研究本部の3者は共同で、平成30年北海道胆振東部地震による建築物の被害に関する現地調査を実施しました。国土交通省からの要請によるもので、2日にその結果をHPで公表しました。
調査したのは、いずれも震度6強~7を記録したエリアである勇払郡むかわ町、厚真町、安平町で、いずれも木造を中心に建築物の被害の大きかった建物を調査し、各町内の地震観測点を確認しました。
倒壊は、むかわ町の古い2階建て店舗併用住宅に集中し、専用住宅や平屋の建築物では無被害または軽微な被害にとどまっているようなものが多く見受けられたことがあげられています。
学校、消防署、病院など大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく!
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749
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