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<「サピエンス全史」より>篠原商店からのお得な情報
2024.02.29
<「サピエンス全史」より>
厳しい状態が続く住宅市況。
2月29日に発表された建築着工統計調査。
1月の新設住宅着工戸数は前年同月比7.5%減の5万8849戸。
内訳は以下。
持ち家=>11.0%減の1万4805戸。
分譲住宅=>16.1%減の1万9039戸。
実績な計画を下回ると胃が痛くなるのは経営層、営業の常。
数字は冷酷です。
つらい毎日が続く昨今ですが某メガバンクさんの交流会へ参加させていただいた不詳町田。
慶応大学SFC研究所の高橋俊介様の講演をお聞きいたしました。
普段営業の最前線にいるほぼ一兵卒の不詳町田ですが俯瞰したモノの見方をお教えいただいた次第。
一貫して訴えておられたのは“経営人材にはリベラルアーツが必要だ!“という話。
専門性は大切だがそれよりむしろそもそもの考え方・思想の方が大切であるとのこと。
根拠:
- 現代は変化の激しすぎる時代。専門的知識はすぐに陳腐化する。
- その人が何をやったら一番いいのかはやってみないとわからない。
- 学校などで学ぶ専門知識は大切だがそれだけで実践は無理。
以上だそうです。
それで基盤的知見を広げるリベラルアーツが大切であると師は主張します。
興味深かったのはご推薦書の「サピエンス全史」からの引用。
- 自給自足の狩猟採取社会では長期的な計画はそもそも限界であった。矛盾するようだがそのおかげで狩猟採集民は多くの心配事を免れた。自分にはどうしようもことを悩んでもしょうがなかったからだ。
- 農業革命のせいで、“未来”はそれ以前とはくらべものもないほど重要になった。
- そもそも農業であっても多くの不確実性はぬぐわれたわけではなかった。
- 農耕が始まったまさにその時から未来に対する不安は人間の心という舞台の常連となった。
- 農耕民が未来を心配するのは、心配の種が多かったからではなく、それに対して何かの手が打てたからである。
=>日本企業の失われた30年の原因は「計画、分析、コンプラ」のやり過ぎ!?
これが高橋先生の話の中で一番心に残っていたことでした。
自分なりに解釈すると「自分の信念に沿って目先のできることは一生懸命やろう。できること全てやったらあとは心配しない。」かなと考えました。
ベースとなる信念、信条、考え方、思想、歴史観。
今からでも少しづつ学んでいこうと教えていただきました。
ありがとうございました。m(__)m
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<空き家活用法>
(一社)あんしん解体業者認定協会は2月21日、「空家の処分・活用方法に関する意識調査」結果を発表しました。2023年12月4~19日に空き家の所有経験がある人を対象にインターネット調査、有効回答数は男女性あわせて計168人。
空き家の処分・活用を考える際に検討したことについて聞いたところ、トップは「中古住宅・古家付きとして売却」と「そのまま自身・家族が住む」で、どちらも63人が回答。次いで「更地にして売却」(55人)。
空き家を所有していることに不安があるかについては「ある」48.2%、「ない」51.8%。空き家を所有していることの不安について、具体的な不安材料について聞いたところ1位「老朽化・災害で壊れそう」、2位「犯罪被害や火災が心配」、3位「維持・処分にコストがかかる」となりました。精神的負担、コスト負担の両方が不安要素になっていることが分かる結果となりました。
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キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749