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＜プレセリングでコンドミニアムを買う？！＞篠原商店からのお得な情報
2024.03.27＜プレセリングでコンドミニアムを買う？！＞
先日まで再びフィリピンで実習生面接、オフショアオフィス訪問を行っていた不詳町田。
閉塞感漂う日本と反対に、フィリピンでは若者が闊歩し新しいコンドミニアムがニョキニョキ立ち並び、高速道路、地下鉄が次々と整備されています。
毎回来るたびに元気をもらって日本への帰路についています。
でも今回は一つ異変に気付いてしまったのです。
実習生と面接を行っている町はフィリピンでも地方都市のバコロド。
大きなショッピングモールが中央にあります。
その隣で１年前から建てられていた高層コンドミニアム。
工事がストップしているではありませんか！？
なんでも中華資本のデベロッパーが建設しているとのことで資金の出ドコは大陸とのこと。
中国国内での不動産開発がうまくいっておらずお金がフィリピンの田舎町まで廻ってくる余裕がないのだとか。
「中国の不動産業界大変なのね～。」で済まないのが今回のお話。
なんと私たちの関わっている会社の関係者の親族の複数が“プレセリング”でこのコンドミニアムの部屋を購入済だそうなのです。
日本ではあまり聞きなれない“プレセリング”という言葉。
コンドミニアムが建てられる前から区分売りがされて部屋ごとの購入権利を買うことができるフィリピン。
特に外国人の土地所有は認められていませんがマンションの区分所有なら可能なのがフィリピンのユニークなところ。
多くの外国人（特に中国人）と外国に出稼ぎに行ったフィリピン人がこぞって格安のプレセリング案件を買い漁ってきました。
これまで数年間は着工前にプレセリングで買って完成前だけど転売して大儲けできた錬金術。
でもまさかの工事ストップ。
プレセリングは引き渡し遅延や建設会社倒産のリスクを伴うのです。
うわさでは聴いていましたが「まさか身近でこんなことが起きるのか！」と驚いた不詳町田。
当然私の知り合いのご親族様の払い込んでしまったお金は返ってこない可能性大。
潮目が世界的に変わった気がします。
リスクを見極めながらも果敢に商売を継続成長させていく必要があるなと改めて感じた出張でした。
頑張りましょう！
学校、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく！
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。
町田隆浩
090-3430-6749
